大手19年ビール類 新ジャンルで火花 潜在ニーズ取込み加速
(左)からアサヒビール「極上〈キレ味〉」、キリン「本麒麟」、サントリービール「金麦〈ゴールド・ラガー〉」、サッポロビール「本格辛口」
19年のビール類市場は、新ジャンルで大手4社が火花を散らす。ビールについては全社が基幹ブランドの強化で共通する一方、新ジャンルについては新商品の積極的な投入が目立つ。昨年「本麒麟」のヒットで活性化した新ジャンル市場。キリン以外の3社が「本麒麟」包囲網を敷き、“キレ”や“辛口”といった潜在ニーズの取り込みに挑む。(丸山正和) 秋に消費増税を控え、節約意識の高まりが確実視される今年。ビール類の中でも新