国分グループ本社、18年12月期は2期連続経常増益 収益改善、成果着実に
國分勘兵衛会長
国分グループ本社の18年12月期連結決算は、増収増益で着地した。全体の4割を占める加工食品や注力する冷食分野が伸びたが、改正酒税法の施行による値上げや帳合の消失に加え、市場の伸び悩みが響いた酒類は減少を強いられた。ここ数年進めている収益管理の徹底により、売上高は微増収にとどまった一方、2期連続の経常増益につなげた。 國分勘兵衛会長は1日、東京都内で会見し「新たな収益管理規定などを徹底し“質の強化”に取り組んだ。多くの面で効果が出始めている」と手応え