増加続く世界の飢餓人口 8億2100万人に 国連報告書

総合 ニュース 2018.09.19 11765号 03面
(C)WFP_Alexis Masciarelli

(C)WFP_Alexis Masciarelli

 飢えに苦しむ人々は8億2100万人、1億5000万人以上の子どもたちが発育阻害の状況にある--11日、国連が発表した「世界の食料安全保障と栄養の現状」報告書(18年版)は、世界の飢餓人口増加は続いており、17年には8億2100万人、9人に1人が飢えに苦しんでいるとしている。  17年には5歳未満の約1億5100万人の子どもが栄養不良により低身長とされており、12年の1億6500万人に比べて、それほどの改善が見られない。地域別では、39%がアジア、55

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介