ポイント=店舗に必要な洞察力

総合 コラム 2017.11.10 11616号 03面

 リアル店舗の多くは、電子商取引(EC)の顧客分析力が脅威という。データ活用ではECに劣ると見なし、もっと深く顧客心理を洞察したいと考えている。顧客データを欲しがる一方、店の情報は顧客にほとんど開示していない。ECとの格差は顧客データの分析力よりも、情報開示の程度で甚だしい▼開示されていないのは、商品在庫の有無と価格だ。リアル店舗の場合、実際に足を運ばないと分からない。欠品で無駄足を踏むたびに、時代錯誤だと思う。在庫の有無と価格を事前に確認できることなど、ECなら当たり前では

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