流通フィンテック 決済発・ビジネス革新(8)モバイル決済<上> 決済方法の本命は何か

小売 連載 2018.07.02 11724号 02面

 キャッシュレス決済の導入には投資が伴う。急速に多様化する中でどのツールを選ぶべきか見極めは難しく、食品スーパー(SM)の現状は様子見の機運が強い。もちろん各社は現金決済にとどまっているわけではない。すでにクレジットカードは導入し、電子マネーもハウス型か汎用(はんよう)型か、いずれかに対応している。問題はその次だ。  前回、多様な決済ツールの上流は預金であり、預金と各ツールのつながり方を分類すると後払い、前払い、即時決済の3通りしかないと書いた。それで

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