サントリー食品インターナショナル、新価値提供で製品展開 世界第三極の地位確立へ
小郷三朗社長
サントリー食品インターナショナルの16年12月期連結決算は、為替の逆風を乗り越え、増収増益で着地した。国内セグメントでは、重点ブランドの強化に加え、トクホ（特定保健用食品）などの高付加価値商品や小容量製品への注力を通じて、新規需要の創造に取り組んだ。加えて、販促費の効率的な投入やコスト削減、自動販売機ビジネスでのさらなる収益力強化などの数年間にわたる継続的な取り組みが実を結んだ形だ。 国際セグメントでは各エリアで事業基盤の強化を着実に進めることで、
