伊藤園・茶産地育成事業(上)鹿児島県志布志市の契約栽培 安全・安心な茶葉の提供

飲料 連載 2017.09.04 11584号 04面
堀口園の堀口将吾専務取締役(左)と堀口常弘社長

堀口園の堀口将吾専務取締役(左)と堀口常弘社長

平地に広大な茶園が広がる茶産地・鹿児島県志布志市、平地ゆえ機械化が進む

平地に広大な茶園が広がる茶産地・鹿児島県志布志市、平地ゆえ機械化が進む

 伊藤園が取り組む「茶産地育成事業」は二つの取組みからなる。既存産地での緑茶製品の原料茶葉を生産する「契約栽培」と耕作放棄地などでの茶畑づくりから始める「新産地事業」だ。  16年の「茶産地育成事業」の茶園面積合計は1200ha(その中で、新産地事業は約400ha)となっており、現在は茶園総面積2000ha規模への拡大を目標に取り組んでいる。その中で、てん茶も含めると約350haと、契約茶園では最大規模を展開する鹿児島県志布志市の産地茶問屋・堀口園と鹿

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介