伊藤園・野菜飲料戦略(上)「青汁」強化に注力 新製品投入、市場拡大加速へ

飲料 連載 2018.02.05 11657号 02面
山口哲生ブランドマネジャー

山口哲生ブランドマネジャー

それぞれの強みを訴求する「青汁」製品

それぞれの強みを訴求する「青汁」製品

 伊藤園は18年、「青汁」の強化に本腰を入れる。同市場は青汁の健康性に加え、若年層を中心とした飲用層や飲用シーンが拡大、16年の販売実績が1050億円となった。これは5年前と比較すると30%増となり、野菜飲料市場に迫る勢いだ。市場構成のメーンは粉末と通信販売だが、飲料と店頭販売が近年、大きく伸長。この伸長を担うのが同社で、量販店ではナンバーワンシェアとなった。今春、国産原料の大麦若葉を使用し新たな製法を採用した「ごくごく飲める 毎日1杯の青汁」と家庭内需要喚起を図る「毎日1杯

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