徳之島コーヒーの夢(上)真の国産へ英知集結

飲料 連載 2018.05.16 11700号 01面
左から品田英明味の素AGF社長、大久保明伊仙町長、梶原和幸丸紅飲料原料部長、吉玉誠一徳之島コーヒー生産者会会長

左から品田英明味の素AGF社長、大久保明伊仙町長、梶原和幸丸紅飲料原料部長、吉玉誠一徳之島コーヒー生産者会会長

風にたなびく「徳之島コーヒー」ののぼり

風にたなびく「徳之島コーヒー」ののぼり

 青く澄み渡った空に、「徳之島コーヒー」と染め抜かれた白いのぼりが風に揺れている。ここは、鹿児島県奄美群島に位置する徳之島だ。「他にはない真の日本産のコーヒーを作りたい」という吉玉誠一徳之島コーヒー生産者会会長の思いに、味の素AGF、伊仙町役場、丸紅の4者の思いが共鳴し、17年6月に「徳之島コーヒー生産支援プロジェクト」が発足した。4月20日、同島の伊仙町にあるAGFコーヒー実証農場にて、100本のコーヒーの苗植え式を行うため、集結した4者の表情はみな、笑顔だ。徳之島をコーヒ

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介