カゴメ、マルエツ北柏店でジュース用トマト「凛々子」店頭配布

飲料 キャンペーン 2018.09.14 11763号 06面
「凛々子」を配布する寺田直行社長(左から2人目)と上田真マルエツ社長(同4人目)

「凛々子」を配布する寺田直行社長(左から2人目)と上田真マルエツ社長(同4人目)

 カゴメは、千葉県柏市のマルエツ北柏店で、トマトサンプリングイベントを8月19日に開催し、カゴメの寺田直行社長とマルエツの上田真社長が自ら店頭で、トマトジュース用のトマト「凛々子(りりこ)」を300人分(約1000個)配布した。両社の法被を着た二人は、笑顔で来店者に「凛々子」を手渡し、店頭を盛り上げた。用意した約1000個のトマトは午前11時の配布開始後、約20分足らずでなくなる盛況ぶりだった。

 マルエツの上田社長は「このような高付加価値型の商品をいかに、お客さまに提案していくかが課題であることから、集客の武器にもなると考えており、これからも一緒になって取り組んでいきたい」と話した。

 当日の店舗では、入口に、「カゴメトマトジュースプレミアム 食塩無添加」「同 低塩」(720ml)の大量陳列とともに、販売員による試飲会を開催。隣接する青果売場では、生鮮トマト「カゴメ高リコピントマト」や「カゴメスナックトマト」「カゴメラウンドレッド」を販売。「カレートマト」の試食も行い、中通路など店内のいたるところでカゴメの調味料、飲料を大量陳列したフェアを展開した。

 今年は新たに、商品の側面に「バーチャル工場見学」ができるQRコードを掲載して、店頭でPRしており、一部店舗ではVR(バーチャル・リアリティ)スコープを景品として活用して、モノ作りのこだわりを訴求した。

 また、今年の特徴として、「ケース買い」や「1年分のまとめ買い」が増加するなど、「季節限定」「数量限定」を強調することで、カゴメトマトジュースプレミアムのファン拡大が奏功している。

 カゴメは、毎年夏に「カゴメトマトジュース」のPRを目的に寺田社長をはじめ、執行役員や社員が量販店の店頭で原料や製法のこだわりを来店者に訴求している。

 (本吉卓也)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介