日清オイリオグループ、安定供給へ適正化推進 脱同質化など加速
吉田伸章常務
日清オイリオグループの吉田伸章取締役常務執行役員は5日、安定供給へ向けた価格適正化を引き続き推進するとともに、家庭用での脱同質化や、業務用での“発掘型営業”などを加速させる方針を示した。 吉田常務は原料環境に関し、「高騰は一服しているが、依然高値が続いている」と総括。「大豆は豊作見込みだが、旺盛な需要やミールとの関連でコスト環境は引き続き厳しく、菜種は2年連続生産減の中で高値が確実。為替要因も収益を直撃している」と説明した。
