国内砂糖の“顔”、精糖工業会・久野修慈氏が会長職を引退

菓子 ニュース 2016.02.12 11312号 02面

 ●TPP大筋合意で歴史的功績  99年から精糖工業会の会長職に就任、長く国内砂糖業界の“顔”として知られた久野修慈氏(塩水港精糖会長)が、このほど会長職を退いた。久野氏は30年近くに及ぶ業界歴や国内トップクラスといわれる対外交渉力、質実剛健を地で行く実直な人柄などで、業界の地位向上に貢献。注目されていたTPPでは、大筋合意下での糖価調整制度の堅持、加糖調製品の調整金制度対象入りなどの歴史的な功績を残し、花道を飾った。  数々の

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