2017新春の抱負:日本植物油協会・今村隆郎会長 食の基幹として飛躍

 昨年を顧みますと、英国のEU離脱表明や米国大統領選挙の結果に伴う為替の変動など世界経済が大きく変動する中で、わが国経済は厳しい状況が継続しました。近年、資源価格の低迷などもあり、新興国が総じて息切れ感を強め、そのけん引役が先進国へシフトする動きが顕著になっています。欧米諸国を中心に回復の兆しは見られたものの、全体として低成長、低インフレの状態が継続したところです。各国政府は、景気回復を志向しつつも緊縮運営を迫られており、金融政策に大きく依存せざるを得ないことが世界経済の不安

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