不二製油グループ本社、17年3月期は過去最高の業績 清水社長、新中計「変革の3年間に」
清水洋史社長
不二製油グループ本社の17年3月期連結決算は、7期ぶりに最高益を更新、過去最高の業績となった。拡販施策と採算性改善への取組みが奏功したほか、米州など海外部門が大きく増益。今期からは新中計を始動している同社だが、「20年へ向けた変革の3年間として、初年度から各構造改革を着実に遂行する」(清水洋史社長)方針で、売上高3000億円超、営業利益200億円を目指す。 同社の前期業績は、売上高2925億円(前年比1.7%増)、営業利益197億円(同16.9%増