オリーブオイル・国際規格を考える:主要生産国の大半がIOCに加盟 未加盟の日本がとるべき道は

(上)厳格な管理体制のもと行われる化学検査(中)検査室(下)オリーブオイルを使った家庭料理

(上)厳格な管理体制のもと行われる化学検査(中)検査室(下)オリーブオイルを使った家庭料理

(上左)樹齢2200年のオリーブの木(上右)製造設備(下)シベル・ウヤル市長

(上左)樹齢2200年のオリーブの木(上右)製造設備(下)シベル・ウヤル市長

 国内のオリーブオイルの家庭用総市場は350億円強。さらに潜在需要は300億円以上とみられる。キャノーラ油やごま油、サラダ油など多彩なジャンルを包括する国内食用油市場の中でも、数年中に家庭用で最大カテゴリーに拡大することが確実視されている。風味助長や健康需要による「生食」での食スタイルは市場に強力なインパクトを与え、加熱用途に依存していた国内食用油の消費構造を大きく変化させている。  世界的にも需要が高まっているオリーブオイルだが、実は日本は主要生産国

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