2018新春の抱負:日本植物油協会・今村隆郎会長 食の基幹産業充実を

 昨年の世界経済を顧みますと、米国のハリケーン、欧州・中東の政治不安、極東アジアにおける地政学リスクの高まりなどの影響が懸念されたものの、先進国では日米欧とも緩やかに持ち直し、新興国も金融・財政政策の効果や堅調なインフラ需要などを背景に、総じて回復傾向が持続したところです。  また、各国での金融緩和姿勢を受けて、国際的なマネーフローも安定し、長・短期金利も低水準で推移しました。マーケットにも底堅さがみられ、日米欧の株価は過熱感が警戒されながらも上昇トレ

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら