日清オイリオグループ、ファインケミカル事業強化 MCT製造能力など5割増

 日清オイリオグループは、ファインケミカル事業での基幹付加価値品の供給能力を強化する。20年4月をめどに横浜磯子事業場内で製造する化粧品用エステル(化粧品原料)とMCT(中鎖脂肪酸油)の製造能力をともに5割増強するもので、投資額は約52億円の見込み。両分野ともに今後需要増が見込まれる付加価値領域で、特に化粧品原料はグローバル展開を見据えた生産体制の増強を図る。  同社では17年からの現中計の中で、ファインケミカル事業を成長柱の一つとする方針を表明。基幹

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