ボーソー油脂、こめ油へ集中化加速 連続赤字“覚悟”の上で

齋藤典幸社長

齋藤典幸社長

 ボーソー油脂は今期、こめ油への資源集中を加速、2期連続での営業赤字を“覚悟”した上で構造改革を進める。前期から菜種搾油を停止し、創業事業のこめ油を基幹事業として育成している中、将来的な安定収益体制へ向けた設備投資や新商品開発を積極化。「業績面では今期まで厳しい見通しだが、将来を見据えた構造改革を確実に進める」(齋藤典幸社長)方針を示した。  同社の前3月期連結決算は売上高132億6400万円(21.8%減)、営業損失5億1900万円、経常損失5億88

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