マーガリン、4施策で回復の兆し 業務用、価格適正化は必至

 マーガリン市場が回復基調へターニングポイントを迎えている。家庭用は18年上期、2年連続で大幅減少を回避。歯止めまで“あと一歩”の折り返しの中、今秋は「健康訴求」「話題喚起」「用途拡大」「誤認払拭」の4面施策が定着に向かうなど、U字回復の兆しも見えてきた。安定傾向が長く続く業務用は夏場の最終市場苦戦の影響で、下期は利益確保が依然として難化。価格適正化の重要性がさらに増している。  家庭用マーガリンは上期、4~5%の減少も、これまでの大幅減を2年連続で回

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