極洋、大幅減益で折り返し 市況低迷、コスト増で
井上誠社長
極洋の19年3月期第2四半期連結決算は、水産市況の低迷や原料高・コスト増などが収益を直撃し、大幅減益で折り返した。売上げでは冷凍食品が2桁増となったが水産商事、常温食品、カツオ・マグロの各事業がいずれも前年を割り、微減収。5日の発表会で井上誠社長は「売上げ・利益ともに不本意な業績。今後は『キョクヨー』ブランドの商品育成をさらに進め、(中計初年度として)高収益化への転換を目指す」と強調した。 同社の第2四半期連結決算は、売上高1192億0200万円(