Food Taipei2015 東南アジアを見据えた戦略(2)伝統生かしグローバルビジネスに挑戦
得意中華食品の陳秀卿董事長
陳列にも和菓子の雰囲気を(台灣三叔公食品)
世界の中で競争力をつけはじめ、また着実に東南アジアのマーケットを狙っているのが昨今の台湾企業の特徴といえよう。顕著な少子化、特に中国から訪れるたくさんの観光客への対応、食品の安全・安心問題など、台湾の食品業界では課題やテーマも少なくない中で、勢いのある企業を紹介する。 ▽得意中華食品有限公司(http://www.de-food.com.tw/) もともとは夜店の小さな惣菜店からスタートしたという同社。1993年に高雄市で