胃心伝真=ラーメン業界

総合 コラム 2018.04.06 11684号 01面

 「ラーメン業界に元気がない」と嘆くのは、業務用製麺メーカーの社長。テーマパークやラーメン横丁などがインバウンド需要に沸く一方、郊外店舗の販売食数が軒並み減少傾向にある▼ここ数年、全体の店数に大きな増減がないものの「新規参入する脱サラ組や意欲を持って独立を目指す若手が減少している」(同社長)。かつて脱サラ・独立開業の代表格だったラーメン店だが、いまの若者には3Kで敬遠される存在。魅力ある店の減少と、ラーメン需要の減少は比例している感じだ▼チェーン店社長が訴える。「北海道遺産に

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介