食品ニューテクノロジー研究会講演:明治大学大学院農芸化学専攻・石丸喜朗准教授

 ●「これからの味覚研究-より深く=味を感じるしくみ」 明治大学大学院農芸化学専攻・石丸喜朗准教授  食品の「おいしさ」は味覚をはじめ、嗅覚、聴覚、視覚、触覚の五感総動員で評価される。味を感じる組織を味蕾(みらい)という。1個の味蕾は、数十~100個の細胞が集まってできている。これらの細胞は、10日~2週間でどんどん入れ替わっている。味蕾がたくさんあるところを乳頭という。舌の前の方にあるのが茸状乳頭、横側には葉状乳頭、後ろの方には有郭乳頭がある。また、

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