野菜・果実飲料特集:長野地区動向=地域力に勝機到来 地産原料など高まる独自性

飲料 特集 2018.03.30 11681号 12面

 【長野】トマト、リンゴなど豊富な野菜・果実原料と恵まれた水資源を生かした飲料製造は、信州の食品製造をリードする基幹産業の一つだが、草創から約半世紀、市場の拡大と均質化で事業構造は大きく変化している。  産地メーカーとして創業した製造業者も、事業拡大に伴い受託製造などに軸足を転換。地域産業としての輪郭は、あいまいさを増す。一方で原料への安全・安心、高付加価値志向が強まり、地産原料などの地域力に再び勝機も。パッカー事業など業容の拡大と地産原料による商品力

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