東京小売酒販組合、飲酒運転根絶へ秋葉原で街頭アピール
秋葉原駅頭で街頭アピールする坂田辰久理事長
東京小売酒販組合は7日、「飲酒運転根絶・未成年者飲酒防止キャンペーン」をスタートした。毎年実施し、同日には東京・秋葉原駅頭で啓発用ティッシュ2000個を配布。坂田辰久理事長は「未成年者には絶対売らない。飲酒運転も根絶する」と強調した。
16年は東京都内50ヵ所以上でキャンペーンを実施した。秋葉原駅での街頭アピールは今年で9回目。
万世橋警察署の鈴木幸宏署長によると、06年の飲酒運転による都内の交通事故は912件だったが、16年には202件と大幅に減少したという。「同組合の取組みが国民に浸透してきている」(鈴木署長)
(岡朋弘)