メルシャン、片岡でブドウ栽培 原料不足解消へ

酒類 ニュース 2017.05.10 11522号 03面
ブドウの苗木を植樹する代野照幸社長(右)

ブドウの苗木を植樹する代野照幸社長(右)

 ワイン最大手のメルシャンは長野県塩尻市の片岡地区で新たにブドウ栽培を開始した。国産ブドウだけで造る「日本ワイン」の原料確保に向けた取組みで、製品化は25年ごろを見込む。代野照幸社長は4月27日、新しいブドウ畑で植樹式を行い、「10年後を見据え、戦略的に輸出していく」と強調した。  新栽培地の面積は約9ha。今年はそのうち、南内田区に1ha、北熊井区に2ha、計3haに植栽する。ブドウ品種は赤ワイン用「メルロー」「カベルネ・フラン」を中心に、計8795

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