養命酒製造、改正酒税法で利益商材に

酒類 ニュース 2017.11.24 11623号 01面

 養命酒製造の「薬用養命酒」が転換期を迎えている。販売主力業態のDgS(ドラッグストア)ではこれまで、高い知名度を生かし目玉商品として安売りされていたが、6月施行の改正酒税法で、店頭価格が500円程度上昇。赤字商品から利益商材へと切り替わった。販売数量は減少したものの、小売店の利益が改善されたことで、商品本来の健康価値に重点を置いた付加価値提案が進む。  塩澤太朗社長はこのほど、東京都内で18年3月期第2四半期決算説明会を開き、改正酒税法で過度な安売り

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