JICAの取組み(上)民間人材育成 企業の海外展開を支援

総合 連載 2017.12.04 11628号 14面
岡本和大金型部部長(左端)は、ボランティアの経験を現地スタッフの教育に生かしている

岡本和大金型部部長(左端)は、ボランティアの経験を現地スタッフの教育に生かしている

 国際協力機構(JICA)は、国内の民間企業の人材育成に力を入れている。少子高齢化や人口減少によって国内の食品市場が縮小傾向を示す中で、食産業の海外展開が急がれる。そこで重要となるのがグローバル人材の確保だ。JICAは民間企業の海外事業支援の一環として、「民間連携ボランティア制度」を展開。企業の要望に応じた派遣内容や現地生活費の補助など充実した体制を整え、社員を開発途上国に派遣している。JICAが行うボランティアの取組みを2回の連載で紹介する。(岡朋弘)

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