17年の輸入酒市場 消費者との接点拡大 ワイン値上げの影響を懸念

酒類 ニュース 2018.02.16 11662号 10面

 輸入洋酒の17年は、量販・料飲店で消費者との接点が拡大した。ビールと比べ、多彩な「香り」が消費者の支持を得ているといえる。財務省が発表した同年の酒類輸入通関統計(速報値)によると、輸入総額は2865億円と前年比7.5%増えた。18年は大手各社による、現地蔵出し価格の上昇に伴う一部輸入ワインの値上げの影響が注視される。輸入額アップは予想される半面、消費冷え込みが懸念される。(岡朋弘)  ■ワイン チリ

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