仏・ボルドーでワイン用ブドウ収量4割減 91年以降26年ぶりの水準
クリストフ・シャトー氏
フランス屈指のワイン生産地であるボルドーで、ワイン用ブドウの収穫量が大きく減少した。度重なる自然災害の被害を受け、17年の収量は前年比4割減の350万kl(4億6600万本分)。91年以降26年ぶりの低収量で、17年産ワインの価格上昇が懸念される。17日、ボルドーワイン委員会が会見で明らかにした。 17年4月ごろに発生した霜害や夏季の嵐によって深刻な被害を受けた。一方で、広報ディレクターのクリストフ・シャトー氏は「今年のボルドーワインの対日輸出量は