サントリーワインインターナショナル、国内3%増計画 日欧EPA受け欧州ワイン強化
宮下敏社長
サントリーワインインターナショナルは19年、単体での国内ワイン事業で前年比3%増の661万ケース(国産・輸入計)の販売を目指す。日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)を踏まえた欧州産ワインの強化をはじめ、国産ブドウだけで造る「日本ワイン」事業にも力を入れる。事業の幅を広げ、多様化する消費者の需要を取り込む考え。 18年の国内ワイン市場が前年を下回ったと推定される中で、同社の販売実績は4%増の642万ケースと市場を上回る伸びを示した。輸入ワイ