アサヒビール、宮城峡蒸溜所に貯蔵庫新設 国産ウイスキーを安定供給

酒類 ニュース 2019.03.04 11843号 02面
ウイスキーを貯蔵・熟成する貯蔵庫(宮城峡蒸溜所)

ウイスキーを貯蔵・熟成する貯蔵庫(宮城峡蒸溜所)

 アサヒビールは、ウイスキー製造拠点のニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所に原酒の貯蔵庫を新たに増設する。21年までに建設する計画で、これによって宮城峡での貯蔵能力を約4割高める。国産ウイスキーの需要が急拡大し酒類各社が原酒不足に悩む中、商品の安定供給に向け増産体制を一段と強化する。2月27日、宮城峡蒸溜所の設立50周年の発表会で明らかにした。貯蔵庫の具体的な建設場所は未定で、仕様・規格など含め検討している段階という。  モルトウイスキーの製造は、休止していた

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