緑茶特集:関西お茶企業動向=つぼ市製茶本舗 利休の茶文化を継承
新製品「茶師がうまいと唸る知覧茶」
●香り豊かな「知覧茶」発売 【関西】千利休の出身地の堺市は、「ふる里の文化」を大切にしたいと茶の湯を生かしたまちづくりを進めるため、10月から「堺茶の湯まちづくり条例」を施行した。つぼ市製茶本舗はこの千利休の古里の泉州堺で1850年(嘉永3年)に茶の貿易と茶問屋で創業した老舗企業だ。 同社は茶商(茶問屋)として、伝統とのれんの品質を保ち、お茶飲用の普及を目的にした商品開発と、仕掛けづくりを幅広く行って、利休の茶文化の継承を