アグリフードEXPO 6次産業化のパイオニア(下)伊藤農園 独自製法で差別化
伊藤修社長
●高付加価値ミカン加工品を国内外へ発信 和歌山県有田市で柑橘類の生産、搾汁、加工、販売を手掛ける伊藤農園は、地元産の有田ミカンを使った高付加価値加工商品を国内外へ発信している。約30年前から取組みを始めたジュース加工では、独自の搾汁技術を確立し、差別化を実現。地元農家と組み、歴史あるミカン生産地を強くするための挑戦を続けている。 「地域で生きていける場所を作る。その思いでやってきた」と、伊藤修社長は語る。同社はいまから10