三井物産、サーモンの陸上養殖産業化へ本格参戦 20年に1500t生産目指す

水産加工 ニュース 2017.04.28 11518号 01面

 三井物産は、サーモンの陸上養殖の産業化に本格参戦する。水産物の閉鎖循環式陸上養殖システムを開発したベンチャー企業FRDジャパン80%を取得し、同社を通じて日本国内にサーモントラウトの大規模養殖場を建設。2020年に、年間1500tを生産する商業プラントに拡張する追加投資を行うことを目指している。  世界の食用魚介類の1人当たり消費量は、「平成28年版水産白書」によると1961年に9.0kgだったが、2011年には18.9kgとなり、50年間で2倍以上

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