日本政策金融公庫、最先端農業へ融資 ICTなど競争力強化
ICTで環境制御を行う、本田雅弘氏のトマト栽培ハウス
総事業費140億円の大規模プロジェクトとなるサラの施設園芸事業
日本政策金融公庫(日本公庫)は、最先端農業に取り組む事業者への融資を、国内各支店農林水産事業で積極展開している。バイオマス発電やICTを活用した高度な環境制御が可能な設備建設など、先端技術を活用して省力化や高品質生産を可能にする「スマート農業」への取組みを支援。農業の競争力を強化することで、農業従事者の高齢化や生産性の向上など喫緊の課題解決を目指すさまざまな事業をサポートしていく。 農林水産省によると、2016年の農業就業人口は192万2000人と