16年外食産業市場規模、前年並みで推移 料飲不振も飲食堅調
日本フードサービス協会は4日、16年外食産業市場規模推計を発表した。14年ぶりに25兆円を突破した15年に引き続き、昨年は前年比0.1%増の25兆4169億円。飲酒業態など料飲主体部門は振るわなかったものの、大手飲食チェーンは堅調に推移。訪日外国人の増加、法人交際費の増加などにより、ほぼ前年並みとなった。 部門別内訳では、市場規模全体の8割強を占める「給食主体部門」は20兆3519億円で、前年より0.7%増加した。そのうち、「飲食店」は13兆876