極洋フィードワンマリン、完全養殖クロマグロ「TUNAGU」を初出荷 年産200t目指す

水産加工 ニュース 2017.11.29 11625号 01面
水揚げされたTUNAGUは、最短で3日目の夕方には消費者の口に届く

水揚げされたTUNAGUは、最短で3日目の夕方には消費者の口に届く

 極洋と三井物産系配合飼料大手フィード・ワンの合弁会社である極洋フィードワンマリンは22日、完全養殖クロマグロ「本鮪の極 つなぐ〈TUNAGU〉」を初出荷した。マグロ養殖に最適な環境のある愛媛県宇和海で、極洋の養殖技術とフィード・ワンの飼料開発技術を結集。近年、漁獲制限などで厳しい状況にある太平洋クロマグロだが、最大消費国・日本で資源保護と持続可能な養殖業を実現。来年度は年間200tの生産に向けて、文字通り資源・世代・世界・事業・同一エリア内を「つなぐ」ことを目指している。(

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