胃心伝真=「関釜」食交流

総合 コラム 2017.02.17 11487号 01面

 休暇利用で韓国・釜山に。関西空港から1時間半、1泊2日の海外旅行だ。海の近くの大きな魚市場で、すぐに刺し身にしてもらい、その場で食べる。練り物産業が盛んなのか、串に刺して大鍋で炊いたおでんがあちこちで売られていて、食べ歩く▼下関出身の筆者には、まさに幼いころから慣れ親しんだ食文化。同じ味だ。魚種さえ同じで、狭い海でつながっていることを実感した。国内も含め、今まで訪れたどこの街より懐かしい▼その昔の「関釜連絡船」時代に盛んに交流した2都市だけあって、食文化も互いに交わり、影響

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら