京山、産地偽装疑い晴れる 農水省が米トレサ検証 週刊誌報道で実質損害額は10億円超

卸・商社 ニュース 2017.08.09 11572号 02面

 JAグループ京都のコメ卸、京山が「『JAのコメ』に産地偽装の疑い、魚沼産に中国産混入」として、週刊ダイヤモンド(2月18日付)に報道されたが、農林水産省が立ち入り検査を行った結果、「外国産米混入が疑われるような点は確認されず、産地情報の伝達義務に抵触する行為を行った事実は確認されなかった」と、6月27日に公表。京山は「記事の風評被害で売上げが報道直後に半減、4~6月は3割減となり、実損害額は10億円を超える。同誌に対し断固戦う」姿勢を明らかにし、すでに民事訴訟が始まっている

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