胃心伝真=外国産米

総合 コラム 2017.10.18 11606号 01面

 新米の季節到来だが、国の飼料用米生産振興で主食用米生産量が減った上、主産地の多くで悪天候による作柄不良に見舞われ、3年連続の値上がりに玉不足も加わる厳しい米穀年度がスタートする。「いっそ緊急輸入でもしてくれたら」という業務筋のため息も▼結果、業務用使用量が減る上、家庭用でも高値による買い控えが起こるのは必至だ。今年だけで終わればよいが、一度減った消費の回復は不可能に近い▼神明の森竜哉グループ商品本部長は実需者に向け、早めの原料米手当と固定観念にとらわれないコメの使用を推奨す

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