木徳神糧、17年12月期は米価上昇で採算悪化し減益

卸・商社 決算 2018.03.07 11670号 03面

 木徳神糧の17年12月期は、主力のコメ事業で単価上昇に販売数量拡大が重なり、前年比2.5%の増収。一方、仕入価格高騰に加え、安定供給を重視する業務用向け調達が難航し採算が悪化。営業・経常ともに同2桁減益を余儀なくされた。  期中売上高は、1054億1100万円。米価上昇によるコメ離れの逆風にあって、業務用中心に新規開拓に努めた結果、精米販売数量が441万8000tに上り、同5.6%増加。単価上昇も相まって、米穀事業が同5.1%増の898億6500万円

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