森永乳業、ビフィズス菌A1で新知見 “アルツハイマー病の発症”抑制を示唆
セミナーでは、同社研究本部の清水金忠基礎研究所長がビフィズス菌研究の進展を報告した
●病態動物の空間認識力や学習・記憶能力改善 森永乳業は1月31日、東京都内でメディアセミナーを開催し、ビフィズス菌A1(Bifidobacterium breve A1)の新知見を公表した。同菌の摂取によって、病態モデル動物の空間認識力や学習・記憶能力が改善されることを確認。同菌がアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)の発症を抑える可能性があると結論づけた。今後はアルツハイマー病など認知症の発症抑制について、ヒトへの効果の検証を含めてエビデンス