三井食品、異質化戦略着々 独自MDに成果 生鮮・越境ECも始動

卸・商社 ニュース 2015.12.04 11281号 01面
藤吉泰晴社長

藤吉泰晴社長

 三井食品の異質化戦略が着々と進んでいる。独自の強みの確立を目指した直輸入品やヘルスケア商材、惣菜などの販売が好調に拡大しているほか、三井物産およびグループ会社との協業による生鮮ビジネス、中国市場向けの越境ECなど新領域の事業開発もスタート。競合卸が持たない機能や提案力の強化へ力を注ぎ、需要創造へ取組みを加速する。  同社は今期から2ヵ年中計「NSP2017」(15年4月~17年3月)を始動し、6月に就任した藤吉泰晴社長の新体制の下、前中計で推進してき

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