ハウス食品、時短でカレー需要喚起 多様化ニーズ対応

調味 ニュース 2019.02.08 11833号 01面
「味付カレーパウダー」(右)と「お肉を焼くだけでおいしいカレーの素〈鶏肉でつくる中辛〉」

「味付カレーパウダー」(右)と「お肉を焼くだけでおいしいカレーの素〈鶏肉でつくる中辛〉」

 ハウス食品は共働き夫婦の増加や夕食の調理時間減少などの消費環境の変化をとらえ、従来にないジャンルの新商品でカレー需要の喚起を図る。家庭内調理を取り巻く環境はここ数十年で大きく変化し、世帯変化は95年ごろに専業主婦世帯と共働き世帯が逆転。11年以降は共働き世帯数の伸びが加速するなど、夕食にかける調理時間はこの30年で約20分短縮の約40分となった。これらの環境変化を受けて、ハウス食品は11日から「時短」などを切り口にしたカレー関連商品を全国市場へ投入する。(高木義徳)

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