アサヒビール北海道統括本部、環境保全へ寄付第13弾 タンチョウ保護も

酒類 キャンペーン 2017.11.13 11617号 08面
右から門田高明アサヒビール本部長、小林三樹道環境財団・理事長〈知床財団(代理)〉と小玉俊宏道環境生活部長(左端)

右から門田高明アサヒビール本部長、小林三樹道環境財団・理事長〈知床財団(代理)〉と小玉俊宏道環境生活部長(左端)

 【北海道】アサヒビール北海道統括本部は1日から18年1月31日の3ヵ月間、道内で「ブラックニッカ『鶴の恩返し』キャンペーン」を実施している。これは期間中、道内で販売された「ブラックニッカ」ブランドを対象商品に売上げの一部をタンチョウ保護と北海道の自然環境保全活動に役立てることが目的。21日発売の「ブラックニッカ アロマティック」も対象に含む。キャンペーンは2005年10月にスタートして今回で13回目。過去12回までの累計寄付金は939万7269円となっている。10月31日には北海道庁1階交流広場で「アサヒビール ブラックニッカ鶴の恩返しキャンペーン寄付金報告・次期取組発表」を行い、第12回キャンペーンとして51万2752円を寄付金として贈呈した。

 あいさつした小玉俊宏北海道環境生活部長は「アサヒビールと北海道は2009年に自然環境保全に関する協力協定を締結。ラムサール条約湿地と知床世界自然遺産の保全活動に取り組んでいる。アサヒビールの環境保全に対する思いや活動を道民に広く伝えていきたい。これからも北海道の応援団として力を貸してほしい」と期待。この後、小林三樹北海道環境財団理事長と知床財団に寄付金目録が贈呈され、アサヒビール北海道統括本部へ感謝状が贈られた。

 門田高明アサヒビール北海道統括本部理事本部長は「ニッカウヰスキーは北海道の皆さまに育てられた会社。この取組みを通じて何とか道民の方々に恩返しをしたいという思いでキャンペーンを行っている。12回目の2016年はブラックニッカブランドが60周年を迎え、記念としてブラックニッカ『鶴の恩返し』キャンペーンを昨年11月から3ヵ月間実施し、売上げが25.6%増、販売数51万2752本と伸長した。今後もより地域密着した活動を継続したい」と語った。

 (高田真人)

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