中国産ガーリック、昨年に続き高騰 原料費、前年比3倍 再度の価格改定も視野

調味 ニュース 2016.06.24 11372号 01面

 中国産ガーリックが高騰している。現地での今年の生鮮原料は、昨年と比べて5月時点で約3倍の価格で流通している。中国産ガーリックは昨年も作付面積の減少や環境汚染対策による加工メーカーの急激な減少、人件費高騰などで大幅に高騰し、国内メーカーは対応に迫られてきた。各メーカーは、昨秋から今春にかけて相次いで価格改定を実施。ようやく昨年原料への対応を整えたが、今年の原料もさらなる高騰が見込まれることで、各メーカーは今後の対応に苦慮している。(高木義徳)

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