食品安全研修に変化 異業種参加目立つ サプライチェーンの課題に
「HACCP3日間実践研修」の名古屋会場
農林水産省が「食品の品質管理体制強化対策事業」の一環で実施する助成の下、各民間組織が開催する食品安全のための研修の一部で、ある変化が表れている。もともとは食品メーカーが主な対象のこの研修に最近、流通や設備メーカー、設計事務所など異業種からの参加が目立ち始めているのだ。その背景を探った。(谷本健二) 食品製造現場に対して、衛生管理や品質管理にかかわる基盤整備とHACCP手法の導入を促すことを目的に国