ポイント=盛り付けとロボット
日本ロボット工業会がまとめた「ロボット産業需給動向2016」によると、食品・飲料業界への産業用ロボットの年間出荷台数は2006年度から15年度までの10年間で約2倍に増加した。背景は助成制度など政府による後押しと近年の人手不足だ▼ニーズが高まるロボットだが、特に人手不足に悩む惣菜や弁当などの分野では活用に壁が立ちはだかる▼苦手なのは盛り付けだ。ロボットで工程の自動化を実現する大きな鍵となるのは、各種センシング技術と実際に作業を行う「ハンド」の技術。「見た目にもちょうど良いバ
