胃心伝真=給食を授業へ

総合 コラム 2018.03.19 11677号 01面

 3月。小・中学生も卒業シーズン。一番の思い出は修学旅行や運動会などと推察するが、一日一日を振り返ると楽しみの一つは「給食」だったと思う。わが家では夕食時、子どもとの会話で一番多いのは“今日の給食”だ。各家庭で「給食」を通したコミュニケーションが育まれていると思う▼学校給食は地産地消を推進し、地域の食材や食文化をはじめ、日本の行事とその食、さらに世界の食までメニュー化され、子どもは給食から多くのことを学ぶ。しかし、給食費未納問題や消費増税分未転嫁などで、行事食やデザート、ふり

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